「やりたいことが無いのに行くってのはナシね」と親が言った。
そりゃあそうだ。
昔から俺はやりたい事というものが希薄だった。
中学の頃、じいちゃんが「陸上部に入れ」と言ったので陸上部に入り(結局やめたが)
高校の進路もどこでもいいやと思う始末(成績が破滅的で限られていたけど)
高校の頃の囲碁部部長がこういったのを思い出した。
「俺パン屋になりたいんだ」
正直驚いた。夢という物を持っているという当たり前なことについて。
クラスメートが言った。
「俺消防士になりたいんだ」
また驚いた。
そして今現在、俺には何も無いことに気づく。
中学や高校は大人になるためのモラトリアム期間だったはずなのに、俺は一日一日人間関係のことやアトピーのことに必死で何も考えてこなかった。
いつも授業中、窓から外を見たりしただけだった。
何もしていなかった。
ふとmixiを見ると、同年代の人達は留学をしたり海外でボランティアをしたり、仲間と思い出作りをしたり、仕事をがんばってたりしている。
俺は何をした?
何もしたくないよ。
何が夢だ?
夢なんて無いよ。
プロフィール


